相続は何から始めるのか?
まずは、法廷上の相続人の確定からです。
ご自身の相続人が誰かおわかりですか?
配偶者や子供、これはだれでもすぐにわかるかと思います。
では、親や兄弟は?離婚されていた場合は以前の配偶者や子供はどうなるの?
異母兄弟、異父兄弟、俗にいう腹違いの兄弟は???
まずは、そこをハッキリさせましょう。
そして、次にその方たち以外で あなたの財産を残したい人はいますか?
法廷相続人、そしてその方たち以外に財産を残したい人、その方たち全員をリストアップして残しておくこと、
次にその全員の顔を思い浮かべてください。
これは とても大切なことです。
相続対策は、その方たちの笑顔を守るために行う対策です。
そのことをしっかり認識してください。
以上が第一段階です。
次は相続財産の確定です。
現金、不動産、貴金属、etc…
あなたの財産の一覧を作りましょう。
孫の名義でこっそり積み立てている預金口座はありませんか?
先代から受け継いだのに登記をしていない不動産はありませんか?
これらを明らかにしておくこと、これも相続対策のひとつです。
そうなんです。
相続人を明らかにすること、相続財産を明らかにすること、
「明らかにする」ということは相続対策において大切なことです。
まずは、明かにすることから、はじめましょう。
第一段階で、思い浮かべた大切な方たちのために。